自由業の夫を持った妻の、寝る前の意気込み。

我が家は細々と夫婦で自営業を営んでおります。

自営業といいますか、自由業といいますか、寡黙で不器用な夫の技術のみで、家族が贅沢するでもなく、のんびり慎ましく食べていっています。
仕事というのはいろんなお客さまや依頼があるのでしょうが、妻としては、あまり仕事の話やお客様の話を詳しく聞くことはせず、庶務的なお手伝いをさせて頂いていいる日々の中、
やはり時折クレームがおこることがあります。

今日は珍しく、夫自ら事の流れを話し、こちらの対応なども聞いておりますと、夫や家業、夫が造ったモノに対して言われた言葉にとても悲しい気持ちになりました。

これから同じく事業をされる、未来のある若者なのに、そのような姿勢ではこれから先上手くいくのでしょうか。
今まで、地を変えても二人で話し合いながら続けて来た、大切な家族が傷つくのは腹立たしく、また時間や手間暇をかけて造ったモノまで否定される。そしてかかった費用も一切払えないと。

こんな状況で「わかりました」といえるのでしょうか。
庶務的な作業を担当している妻は、こういう時にこそ「ヤル気」を出してしまうのです。

明日は私の出番。
朝からオフィシャルに、全てキレイに片付けます。
そして、家業に、夫に、商品に、全てに非がなかった事を証明して見せます。
家族と家業を心から愛していて、そしてこれからも誇りを持って続けていくためにね。